2007年10月27日土曜日

ローマ人の物語


塩野七生 「ローマ人の物語」全15巻
今年の春から 半年あまり掛かって
最終巻「ローマ世界の終焉」を 読み終えました

紀元前753年から始まって 紀元476年まで
1229年間にわたる ローマの栄枯盛衰

「ローマは一日にして成らず」
「すべての道はローマに通ず」

歴史上もっとも有名にして 今日の西欧文明の
礎を築いた巨大国家 ローマ

地中海を制覇した この国にも ひたひたと
終わりの時が 近づいてきます

紀元476年 西ローマ帝国滅ぶ その後に 
帝国から分かれ出た多くの国と キリスト教を残して

そういえば 今日の新聞に 塩野七生さんの
文化功労賞受賞の記事が 載っていました

一年一作 15年かけて 書かれた作品は
読む方も 一巻一月 15ヶ月位掛けて
ゆっくり読むのが 良いのかもしれません

今日の回文:よいか迫ろ 耐え 消えたローマ世界よ
    (ヨイカセマロタエキエタローマセカイヨ)

2007年10月19日金曜日

赤福問題


僕の大好きな 伊勢の「赤福餅」
日付の付け替え問題で 大ピンチです

社長の釈明会見の後で 売れ残り商品の
再包装 再出荷も明るみに出て 営業停止に

その日に作ったものを その日に出荷する
老舗に対する信頼が 数日で崩れました

テレビでは 各地の土産菓子業界の困惑と 
品質管理の苦労が 伝えられています

消費期限と 賞味期限 
食品管理法と 消費者保護法
分かりにくい 縦割り行政

不二家 ミートホープ 白い恋人 赤福・・
「食の安心・安全」 対 「販売・儲け優先」

危機管理の不備と 対応のまずさ
問題そのものを 冷凍保存することは出来ません


今日の回文:欲深、赤燃え間、お前もか赤福よ
   (ヨクフカアカモエマオマエモカアカフクヨ)

2007年10月17日水曜日

野球の合宿


          ↑写真は「かねご」の賄いメンバー

草野球チーム ブラックスの秋の合宿
千葉県白子の ホームグランドで行われました

9月に病気で亡くなった Kさんも遺影で参加
1分間の黙祷の後 千葉個人タクシーと対戦しました

Kさんの ファイティングスピリッツが効いたのか
第1試合は 久々の快勝となりました

試合の後は ブラックスの総会
柏崎地震の 被災へのお見舞いや
亡くなったKさんの 病気の経緯や 葬儀の報告

いつものように 「かねご」の美味しい夕食と
ビール 日本酒の大盤振る舞いとなりました

かってのナイスガイも 次々定年退職を迎え
今では 現役メンバーの方が少数に

2日目には ショートとレフトがバッティング
名誉の打撲で 病院に行くハプニングもありました

何はともあれ 皆さん身体に 気をつけて
来年春の合宿に 元気な姿を見せて下さい
う~ あっちこっち 筋肉痛だあ~


今日の回文:草野球とかけて、ケガ問う雪や咲く
     (クサヤキュウトカケテケガトウユキヤサク)

2007年10月13日土曜日

永源寺第二ダム


        ↑写真は 永源寺第一ダム


滋賀県で計画されている 永源寺第二ダム
「ダムは不必要である」という 住民の訴えに
最高裁が 計画の取り消しを 決定しました

1994年の計画以来 地裁と高裁を経て
国の計画の 違法性が確定されました

新聞によると これまでに支出された事業費は
約200億円 本体の工事は手付かずのまま

国の事業に限らず 日本中あちらこちらで
何兆円もの 無駄な工事が 行われているのでしょう

作っては毀し 壊れては作り直す
その仕事に 携わる人には 「必要な工事」です

個人的に考えても 無駄遣いができるのは
お財布に それだけの余裕がある証拠

累積財政赤字に苦しむ 日本国に 
そんな余裕があるとは 思えませんが
自分のお財布じゃないから 「まあいいか」
巡り巡って 自分たちの首を 絞めることになります


今日の回文:無駄なダム(ムダナダム)
      無断さ、杜撰ダム(ムダンサズサンダム)

2007年10月6日土曜日

花嫁の父


友人の娘さん 藍子さんの結婚式が
10月5日 南青山の教会で行われました

花嫁の父親と私は 同じ職場の同期仲間
以前は 同じ団地に暮らしていて ともに娘が二人 

パーサーやチーフパーサーになるのも一緒
給料明細やボーナスも ほとんど一緒

私が再婚して 団地から横浜に引っ越すまで
約10年間の 身近なお付き合いがありました

すっかり美しいレディになった 藍子さん
お相手はすらりと長身の 武士さん

花嫁の介添をする父親の ぎこちなさ
髪に白い色も交じり始めて 流れる歳月を感じます

娘を嫁に出すことは 母親には 喜びそのもの
一方 父親には 少し複雑な思いがあるのでしょうか

晴れた秋空のもと にこやかに写真に納まる
新郎・新婦に 幸多かれ!


今日の回文:恋あとシケタ、武士と藍子
    (コイアトシケタタケシトアイコ)

2007年10月4日木曜日

時津風部屋


大相撲夏場所目前に 急死した序の口の時太山
その死因と責任を巡って 大揺れの時津風部屋

朝青龍のゴタゴタも 片付かないうちに
相撲協会の体質が マスコミの批判に晒されています

脱走を繰り返す時太山を ビール瓶で叩いたとか
兄弟子が 金属バットで殴ったとか 報道されています

30分のぶつかり稽古で 可愛がったけれど
まさか 亡くなるとは思わなかったようで
病院へ運び込んでからの 慌てぶりや
その後の 口裏あわせも 伝えられています

「厳しい稽古を潜り抜けてこそ 立派な力士になる」
体育会系厳しく育てる派

「好きなように 伸び伸びやらせてこそ 成長する」
自由意志重視のびのび派

「臭いものにフタをするのは どこの組織でもやっている」
長いものには巻かれろ調整派

「ダメなものは 何があってもダメと言う」
白黒ハッキリ内部告発派

優柔不断 調整重視 周りを見てから意見を述べる
大相撲ファン 典型的日本人の 私としては
せめて あざや擦り傷程度で 留めておいて欲しかった

古くて臭くて 弊害となって表に現れるものなら
思い切ってウミを出し切る 外科的手術も必要かも

今日の回文:やらせが尽き、時津風等や     
    (ヤラセガツキトキツカゼラヤ)

2007年10月1日月曜日

倉敷・笠岡行き


今日から10月 早いですね
「一雨ごとに 秋になる」感じです

この週末 妻の講演旅行にお供して
岡山 倉敷と笠岡に行ってきました

一日目は倉敷 古い町並みの美観地区
美術館や お気に入りの珈琲店を
先輩のグランパに 案内してもらいました

鷲羽山から 夕暮れの瀬戸内と四国を眺め
倉敷に戻って 落ち着いた居酒屋で晩御飯

二日目は JRで倉敷から笠岡へ
午後からは 妻の講演を久しぶりに傾聴

夜は 笠岡駅近くの旅館で 夕食
犬養毅(木堂)ゆかりの 由緒ある宿でした

三日目は 妻は親業の勉強会
私は ふらふらとJRで福山へ

その後 平櫛田中の美術館に寄って
岡山空港まで 送ってもらいました

2泊3日の 倉敷・笠岡旅行
皆さんの 親切なもてなしに感謝です

そうそう 倉敷の古書店 蟲文庫で
マオさんのカレンダー売っていました

今日の回文:倉敷、歴史楽 笑顔さ、笠岡へ
  (クラシキレキシラク エガオサカサオカエ)