2011年4月28日木曜日

小冊子


東日本大震災 心に大きな痛手を受けた
人たち 特に 被災して傷ついた子どもの
パパ・ママ向けに 急いで 作成されたのが  

「パパ・ママにもできる 子どもの心のケア」

わずか12ページの 小冊子ですが
出来上がって 我が家に届きました

親業インストラクターとして 日ごろ
コミュニケーションの 勉強をしている
妻が 何か役に立てないかと 作りました

希望者に 無料で配布したいと 思いますが
どんなふうに 配れば効果的か 思案中です

PDFでも ご覧になれます
http://homepage1.nifty.com/awa-oyagyo/papamama.pdf


回文狂歌:被災者の心のケア

 こどもどこ    子どもどこ
ちいさひさいち  小さ被災地
 ふあんあふ   不安遭う
こころみろここ  心見ろココ
しぐなるなくし   シグナル失くし

2011年4月26日火曜日

自粛自粛で


大震災による 自粛ムードと 福島原発の影響で 
箱根・京都・北海道など 各地で観光客が 激減

南房総でも 例年に比べ 観光客が落ちていて
早々と お花のシーズンを 終えた畑も出ている

経済は いかに お金を上手に 回すか
みんなが 自粛し過ぎると 血行障害に


一見平和な 東京の暮らし
オール電化の 便利生活
薄皮一枚 フクシマ原発
地震津波で 炉心は暗鬼
復旧復興 会議は踊る
進退窮まる 政治の道化

自粛自粛で 鳴くのは閑古
みんな下向き 縮こまる
お金はいわば 血液さ
巡って使って 健康体
見上げてごらん 空の星
悔いなく使おう 持てる金


回文狂歌:自粛自粛で閑古鳥

 こんかんこ   来ん閑古
なくやきやくな  泣くや客無
 かくちくか    各地苦か
まばらしらはま  まばら白浜
かんこうこんか  観光来んか

2011年4月23日土曜日

被災地に野菜を


安房地域の 医療関係者で組織された
東日本大震災 支援の ボランティア

今日妻が 支援で寄せられた 野菜を
山積みして 花の谷を 出発しました

妻は 医療従事者ではありませんが
何か役に立ちたいと 出かけました

レタス キャベツ ねぎ さつまいも
トマト 夏みかん お米 イチゴなど

僕は荷物の積み込みで 大汗をかきました
石巻の人たちに 野菜を届けてきて下さい



回文狂歌:被災地に野菜を

 いざやさい    いざ野菜
やまづみつまや  山積み積まや
 いかむかい    医科向かい
くるまるまるく    包まる丸く
ひさいちいざひ   被災地誘い

2011年4月21日木曜日

乱発会議


大震災から40日 崖っぷちの菅内閣
復興に名を借りて 作りにも作ったり

会議や本部の 最高責任者は 菅首相
これじゃ身内にも 愛想を付かされる

菅さん あんたが 人災そのものですよ

▽緊急災害対策本部
▽被災者生活支援特別対策本部
▽被災者生活支援各府省連絡会議
▽被災地の復旧検討会議
▽災害廃棄物処理の法的問題検討会議
▽災害廃棄物処理の円滑化検討会議
▽被災者就労支援・雇用創出推進会議
▽被災者向け住宅供給の促進検討会議
▽震災ボランティア連携室
▽義援金配分割合決定委員会
▽原子力災害対策本部
▽原子力被災者生活支援チーム
▽福島原発事故対策統合本部
▽原子力発電による経済被害対応本部
▽電力需給緊急対策本部
▽日米連絡調整会議
▽復旧・復興検討委員会
▽各党・政府震災対策合同会議
▽復興構想会議
▽復興実施本部


回文狂歌:復興につけ込んで会議乱発

 ぎいかいぎ    偽意会議
ふつこうこつぷ   復興コップ
 まひでひま    麻痺で暇
なおとしとおな   直人死闘な
あきれがれきあ  呆れガレキや

2011年4月19日火曜日

奪われるいのち


栃木県 鹿沼市で 登校中の列に
クレーン車が突っ込み 6人が死亡

生徒をはねた後 民家にあたり
空き地で ようやく 止まった車

運転していた 26歳の男性が
居眠りしていたと 報道された

朝 元気に家を出た わが子が
棺に入って 霊柩車で帰宅する

地震や津波 突然の交通事故で
こんな簡単に 奪われるいのち

この不条理に どう対処するの?


回文狂歌:クレーン車に奪われたいのち

 いのちのい    命のい
まぬかぬかぬま  招かぬ鹿沼
 とちぎちと     栃木血と
せいとひどいぜ  生徒酷いぜ
むつつもつつむ  六つも包む

2011年4月12日火曜日

GAMBARO JAPAN


3・11東日本大震災から ひと月が経過
家族を亡くし 家を流された多くの人たち

仕事や職場 生活の全てを失った被災者
原発の放射能汚染で 家を離れる人びと

食料 医薬品 燃料などが 届き始めたが
喪失の中 先の見えない 避難生活が続く

「人生の全てを失った」と 呆然自失の人
「生きてゆくしかない」と 再生に向かう人

GAMBARA GAMBARI
GAMBARU GAMBARE
GAMBARO JAPAN


回文狂歌:長引く避難所の暮らし

 いざひさい    いざ被災
なんみんみんな  難民みんな
 たみなみだ    民涙
ながびくひかな  長引く日かな
ひなんこんなひ  避難こんな悲

2011年4月5日火曜日

我々の思い上がり


「母なる大地」「恵みの海」「豊かなる大自然」
その大地が揺れ 海が襲い 大自然が牙を剥く

人間は 大自然の中に抱かれて 自然を善意の存在と
思い勝ちだが 自然は 人間の存在など 斟酌しない

太陽系で 何十億年という時間をかけ 地球が生まれ
生命が生まれ 積み重なって 人間が存在する訳だが 
人間が 唯一至高の存在とは 勝手な思い込みである

自然は元来 人間に対して 善意も 悪意も抱かない
人間が自然の恩恵を 一方的に受けているだけである

今回の東日本大震災 破壊の力を 見せつけられたが
「自然の力など 何するものか」と 思い上っていた
近代的 科学的 技術的現代の 無思慮こそが危うい  


回文狂歌:思い上がりの危うさ

 あんぜんあ   安全や
ろしんげんしろ  炉心原子炉
 いずおすい   出ず汚水
いうやあやうい  言うや危うい
じんさいさんじ  人災惨事