2008年11月2日日曜日

字を読む脳


千倉図書館で 面白い本に 出会いました
メアリアン・ウルフ著 「プルーストとイカ」
副題が「読書は脳を どのように変えるのか」

文字が生まれたのは およそ五千年位前です
世界には 約三千の言語が あるそうですが 
そのうち 文字を持つのは わずか80です

文字を読むために 脳が新たな回路を開発し
複雑でより洗練された機能を 獲得しました

小さい頃の環境が 読字能力を左右します
母の膝の上で 本を読んでもらう 経験が
読字世界への 入り口に なるそうです

漢字 ひらがな カタカナを使い分ける
日本語は 読字のため 独特の働きを
脳が 行っている 可能性もあります

読書中毒の私としては 文字と読書の
豊かな世界に 改めて 感謝した次第


回文狂歌:重症読書中毒をよめる

 ほんなんぼ   本なんぼ
よんでみてんよ  読んで見てんよ
 はつねつは   発熱は
もうそうそうも   妄想添うも
あたまぬまだあ  頭沼だあ

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