2007年12月13日木曜日

百人一首


昔々 中学生の頃 ボーイスカウトの集まりで
新春 百人一首のかるた会が 盛んでした

それぞれの グループに分かれて 勝ち抜き戦
取り札の多さで 勝敗が決まります

勿論 百人一首の 上の句と下の句は 丸暗記
上の句が 詠まれるや否や 取り札を弾きます

きまり字 と呼ばれるものがあって
一字きまりは 百枚のうちの 七枚

「む す め ふ さ ほ せ」で始まる七枚は
一字詠まれただけで 取り札が決まります

例えば 八十七番 寂蓮法師の歌 「むらさめの~」 
と来れば 取り札は「きりたちのぼる~」です
「む」で始まる歌が これしかないので
「む」と詠まれたら 即「きりたち~」となります

反対に 六字きまりが 六枚あって
「わたのはら」や「きみがため」や「あさぼらけ」は
次の六字目を 聞かないと 取り間違えてしまいます

取り札を 自分が分かりやすいように 並べたり
絶対に取りたい札は 特別な位置に置いたり
かるた競技は 記憶だけでなく 体力も使います

藤原定家が 小倉山の別荘で 編んだとされる百首
日本語のリズムと 大和言葉を学ぶ 優れた教材です
たまには 坊主めくり以外にも 使ってやって下さい

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今日は回文を入れて 百人一首風に

パパ ハミングウェイが 
今の日本のまつりごとを
憂いて詠める歌 一首


テロ呪て(テロノロテ)
話をしなば(ハナシヲシナバ)
野党とや(ヤトウトヤ)
力なら勝ち(チカラナラカチ)
抱くふり福田(ダクフリフクダ)

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