2015年2月5日木曜日

温かい家族葬


92歳の義兄が亡くなり 大阪に帰りました
お通夜と葬儀 読経や焼香抜きの家族葬

大正11年(1922)生まれ 学徒動員で召集
飛行操縦士の訓練を受け 航空母艦に乗船

戦死せず 日本に帰り 神戸大学に進む
時代と価値の変遷を経て 私の姉と結婚

一時期 大阪の小さな家に 両親や兄弟
10人程の人が 一緒に暮らしていました

生きて帰ることなど 思ってもいなかった
飛行操縦ノートや短剣など 形見の品々

その後 子どもたちや 孫に囲まれて
みんなから やさしい爺ちゃんと呼ばれ
90歳まで現役で働く 大往生ぶりです

うかうかしていると ドヤされそうです
こんな家族葬 葬儀のモデルケースかも


回文狂歌:温かな家族葬

 のぶおぶの    宣男武の
しすとひとすじ   死すと一筋
 みたかたみ    見た形見
なくぞかぞくな   泣くぞ家族な
わがみすみかわ  我が身澄川

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