少し前に 二十歳の頃 貨物船に乗っていて
レコードを 擦り切れるまで 聞いていたと
話しましたが それが 藤圭子のLPでした
内地の港に入ると それぞれ 好きなレコードを
買ってきて 食堂のプレイヤーで 聞くのですが
何と言っても ダントツ人気なのが 藤圭子さん
LP「新宿の女」 カバー曲が 多かったけれど
「圭子の夢は夜ひらく」など 良かったですね
♪赤く咲くのはケシの花 白く咲くのは百合の花
どう咲きゃいいのさ このわたし 夢は夜ひらく
♪前を見るよな柄じゃない 後ろ向くよな柄じゃない
よそ見してたら泣きをみた 夢は夜ひらく・・・
明日は出航 最後の夜 さんざん遊んで 酔って
通船に乗って 夜の海を見ながら 本船へ帰る
こんな時の 気持ちは やっぱり 演歌ですよね
それまで 演歌なんか 大嫌いだったけれど
藤圭子のハスキーボイスには 参りましたね
「どう咲きゃいいのか」 分からなかった
藤圭子さんの ご冥福を お祈りします
回文狂歌:圭子の夢は夜ひらく
さめゆめさ 醒め夢さ
はすきいきずは ハスキー傷は
みえぬえみ 見えぬ笑み
みずからかすみ 自ら翳み
けいこどこいけ 圭子どこ行け
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