少し前に 二十歳の頃 貨物船に乗っていて
レコードを 擦り切れるまで 聞いていたと
話しましたが それが 藤圭子のLPでした
内地の港に入ると それぞれ 好きなレコードを
買ってきて 食堂のプレイヤーで 聞くのですが
何と言っても ダントツ人気なのが 藤圭子さん
LP「新宿の女」 カバー曲が 多かったけれど
「圭子の夢は夜ひらく」など 良かったですね
♪赤く咲くのはケシの花 白く咲くのは百合の花
どう咲きゃいいのさ このわたし 夢は夜ひらく
♪前を見るよな柄じゃない 後ろ向くよな柄じゃない
よそ見してたら泣きをみた 夢は夜ひらく・・・
明日は出航 最後の夜 さんざん遊んで 酔って
通船に乗って 夜の海を見ながら 本船へ帰る
こんな時の 気持ちは やっぱり 演歌ですよね
それまで 演歌なんか 大嫌いだったけれど
藤圭子のハスキーボイスには 参りましたね
「どう咲きゃいいのか」 分からなかった
藤圭子さんの ご冥福を お祈りします
回文狂歌:圭子の夢は夜ひらく
さめゆめさ 醒め夢さ
はすきいきずは ハスキー傷は
みえぬえみ 見えぬ笑み
みずからかすみ 自ら翳み
けいこどこいけ 圭子どこ行け
2013年8月22日木曜日
2013年8月21日水曜日
2013年8月7日水曜日
突然の兄の死
大阪の 6歳年上の兄が 急逝しました
独身で 長く一人暮らし 享年70でした
彼は 高校へは行かず 父の工場で働き
大学進学した兄達とは 別の道を歩んだ
十五年ばかり 同じ家で 暮したけれど
お互い干渉せず それぞれ我が道をゆく
実家を出てからは 大阪と東京に別れ
何かの折に 母から 近況を聞くばかり
親戚の冠婚葬祭で 顔を会わせれば
「久しぶりやね 元気?」と 生存確認
やがて父母が亡くなると さらに疎遠に
兄は その後も 気ままに一人で暮した
七人いた兄弟姉妹 家族 血のつながり
めったに会う事のない 「幻のおじさん」
多くを 語らなかった兄に 次に会えたら
今度は その心の内を 聞いてみたいな
回文狂歌:八寿雄兄 突然の死
なにはにな 浪速にな
とつぜんぜつと 突然絶と
あにしにあ 兄死にや
せがわさわがせ 瀬川騒がせ
やすおもおすや 八寿雄申すや
独身で 長く一人暮らし 享年70でした
彼は 高校へは行かず 父の工場で働き
大学進学した兄達とは 別の道を歩んだ
十五年ばかり 同じ家で 暮したけれど
お互い干渉せず それぞれ我が道をゆく
実家を出てからは 大阪と東京に別れ
何かの折に 母から 近況を聞くばかり
親戚の冠婚葬祭で 顔を会わせれば
「久しぶりやね 元気?」と 生存確認
やがて父母が亡くなると さらに疎遠に
兄は その後も 気ままに一人で暮した
七人いた兄弟姉妹 家族 血のつながり
めったに会う事のない 「幻のおじさん」
多くを 語らなかった兄に 次に会えたら
今度は その心の内を 聞いてみたいな
回文狂歌:八寿雄兄 突然の死
なにはにな 浪速にな
とつぜんぜつと 突然絶と
あにしにあ 兄死にや
せがわさわがせ 瀬川騒がせ
やすおもおすや 八寿雄申すや
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