2009年5月18日月曜日
時代の閉塞
白石一文の小説を 図書館で借りて 読みました
「この胸に深々と突き刺さる矢を抜け」 上・下
貧困 若者の閉塞 政治と経済 世界の終わり
富の再配分 時代を動かすシステム 神の不在
上下2冊に 描かれた 現・近未来の日本
色々な本から 引用も多く 多重多様です
2008年 本屋大賞受賞作 伊坂幸太郎の
「ゴールデンスランバー」と 重なりました
原告は この世界に閉塞・絶望する 若者
被告は この世界をオカシクさせた 大人
荒削りですが 考えさせられる 小説でした
回文狂歌:閉塞・時代の空気をよめる
やみよみや 闇夜見や
くらいていらく 暗い低落
きわみわき 極みは来
そこつくづこそ 底突く図こそ
のぞみうみその 望み生みその
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