2008年8月25日月曜日

国家の事業


BSで 北京五輪の閉会式を見ました
隣のチャンネルは シンドラーのリスト

2画面に切り替えて 欲張りに両方を
趣向を凝らした 閉会式の華やかさと
ポーランドのユダヤ人の 白と黒の映像

テレビの見方としては 邪道だけれど
二つの世界の 奇妙なコントラスト

北京五輪は 中国の威信をかけた事業
ユダヤ人の迫害は ナチス国家の事業
時間と空間を隔てて 国家の力を痛感

日本人選手の活躍は うれしいけれど
メダルの数で 一喜一憂はしたくない
五輪の精神は 参加と友愛と寛容にこそ


回文狂歌:五輪のメダル獲得を詠める

 きんぎんき    金銀き
ぺきんほんきへ  北京本気へ
 めだるため    メダル貯め
へいわとはいへ  平和とはいえ
ごりんせんりこ   五輪戦利己

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